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馬たちの暮らし
ABOUT
渡辺牧場での暮らしを紹介
渡辺牧場のある北海道浦河町
渡辺牧場のイメージ
馬たちの日常、1日の流れ
基本的に1年を通して毎日放牧しています。
放牧は朝から夕方までで、夜間放牧はしていません。時間帯は季節やその日の天候によっても変動します。
馬たちの1日の流れを紹介します。
春・秋
4:00 朝飼い葉 ※1
4:30 手入れを受けつつ、その日の天候に合わせて馬服を着る ※2
5:00 放牧
5:30 放牧地に草や水を配ってもらう※3
10:00 昼飼い葉
17:00 収牧 夕飼い葉 脚元のケア
収牧と同時に格馬房に用意されたそれぞれの飼い葉を食べる
馬服を脱がせてもらいながらケガや異常がないかチェックを受ける
21:00 夜飼い葉
馬房のボロを取ってもらい、お水も足してもらう
夏(暑さの厳しい日)
3:00 朝飼い葉
食べつつ手入れを受けながらフライシート(虫除け馬服)を着る
3:30 放牧
4:00 放牧地に草や水を配ってもらう。
7:00〜8:00 収牧
その日の気温によるが暑くなってきたら厩舎に入って扇風機を当ててもらいながら避暑をする
10:00 昼飼い葉
15:00〜16:00 放牧
その日によるが涼しくなってきたらもう1度放牧に出る
18:30 収牧 夕飼い葉
フライシートを脱がせてもらいながらケガや異常がないかチェックを受ける
21:00 夜飼い葉
5:00 朝飼い葉
5:30 手入れを受けつつ、その日の天候に合わせて馬服を着る
6:00〜7:00 放牧
7:30 放牧地に草や水を配ってもらう
10:00 昼飼い葉
15:00 収牧 夕飼い葉
厩舎の中でも夜の冷えに合わせて服を着替える。ケガや異常がないかチェック
21:00 夜飼い葉
ボロを取ってもらい冬はお湯を足してもらう
※1 馬たち一頭一頭のボディコンディションや体調に合わせて必要な馬には飼い葉を与えます。(朝早くから放牧に出るので、放牧地で食べる分で十分な馬には肥満対策のため敢えて与えないこともあります。)

※2 朝・晩は冷えるが日中は暖かいといった日には放牧地で馬服を脱がせてあげます。

※3 病気などの理由で青草を食べさせてはならない馬もいます。その馬たちには乾草を与えます。
FACILITY
渡辺牧場の施設紹介
厩舎
本厩舎(11頭)と6馬房厩舎、3馬房厩舎があり、20頭分の馬房があります。
本厩舎内外に1つずつ洗い場もあり、
全馬房に馬たちの様子がいつでも確認できるようカメラが完備されています。
放牧地
・ 約2ha(直線距離が330m)・・・ 1面
・ 約330m×30m ・・・ 2面
・ 約184m×50m ・・・ 2面
・ 約183m×50m ・・・ 1面
・ 約134m×50m ・・・ 1面
・ 約120m×50m ・・・ 1面
・ 約27m×33m ・・・ 1面
・ 約30m×60m ・・・ 1面
・ 約40m×50m ・・・ 1面
・ 屋外角馬場40m×60m ・・・ 1面
・ 屋内丸馬場 ・・・ 1棟
肥満気味の馬や運動不足の馬も天気の影響を受けずに運動することができます。
預かった馬を大切にお世話します
飼い葉、整歯、装削蹄、駆虫、健康ケア
飼い葉
厩舎内での主食は自家生産の牧草(乾草)を切り草にしたものです。馬のボディコンディションや体調に合わせてビートパルプやルーサン、配合飼料、サプリメントを追加して与えています。
渡辺牧場の飼い葉
馬服、虫除け馬服や体温管理
夏は虻やブヨ、サシバエなどの虫から馬たちを守るためフライシートを着せています。
春秋の朝晩や冬にはその日の気温や風、馬たちの体調に合わせて薄手のものから中間用・極寒用とそれぞれ馬服を使い分け、馬たちがより快適に暮らせるよう管理しています。
体温管理のイメージ
病気・ケガの治療、整歯、駆虫
渡辺牧場の位置する日高地方では高度な知識、技術を持った獣医師が多数活動されています。また、手術などの治療に関わる設備が充実している家畜高度医療センターへも、牧場から馬運車で20分程で連れて行くことができます。
整歯は年に1度、獣医師や専門の技術を持った方に依頼しています。また、虫歯や抜歯などの特殊な治療も牧場から馬運車で3分程の場所にある診療所で行うことができます。

駆虫は年に4回、2種類の駆虫薬を使い分けて行います。
装蹄、削蹄
30日〜40日に1回の頻度で装蹄師に削蹄(必要であれば装蹄)を依頼しています。
蹄葉炎などの蹄の病気を持つ馬にも特殊な装蹄を依頼することもできます。
競走馬の生産牧場から養老牧場へ
1931年頃、北海道浦河の地で競走馬の生産を開始した渡辺牧場。
戦時中は軍馬の生産に協力せざるを得なくなりましたが、戦後になると再び競走馬の生産に戻りました。
競走馬の生産をする中で私たちはナイスネイチャを含む5頭のJRA重賞勝ち馬を輩出しました。
2000年頃になると競馬や種牡馬、繁殖牝馬を引退した馬たちの預託を受け入れる活動も並行して行うようになり、2011年には生産を中止し「引退馬の養老牧場」として一本化しました。
渡辺牧場の歴史
COMPANY
会社概要
会社名 有限会社渡辺牧場
代表者 代表取締役 渡邊健太
所在地 〒057-0036 北海道浦河郡浦河町字絵笛497-5
電話番号 090-9085-9787
創業 昭和6年
事業内容 引退馬の養老牧場
渡辺牧場への寄付について
会員様だけではなく、個人様、企業様からのご寄付もありがたく頂戴しております。オーナーのいない馬の医療費や全馬が快適に暮らすための設備費など、馬たちのために大切に使わせていただきます。
渡辺牧場へ直接のご寄付
渡辺牧場にいる特定の馬、または全馬宛のご寄付の場合は、渡辺牧場の振込口座に直接ご送金をお願いしております。口座番号につきましては牧場メールまたは携帯電話番号のショートメッセージにてお問い合わせ下さい。
※当牧場宛ご寄付の引退馬協会様口座へのお振込みはNPO法で禁止されています。
その他のご寄付
渡辺牧場里親会宛、NPO法人引退馬協会所有FH宛、春風ヒューマの会宛のご寄付については『こちら』へお願い致します。
※ 「渡辺牧場里親会」「春風ヒューマの会」または「サポートホース名」を通信欄にご記入になるか、 引退馬協会様のお問い合わせフォームにてご連絡下さい。